愛犬ベスが、元気いっぱいなのに10日間くらいで、だんだんと食欲がなくなりました。
フードを目の前にして食べることができません。
軽い気持ちで病院へ行きました。
血液検査とレントゲンを撮ると、即入院、点滴と手術が必要ですと言われました。
万一ということもあります。
と聞かされ、驚き、涙がでました。
夕方、麻酔から覚醒途中なので安心させるために面会にきてください、と連絡がありました。
私の顔を見ると、萎えた後ろ足で立ち上がろうとします。
前足には力がありません。
まだ意識が朦朧としていました、一生懸命近づこうとします。
また明日来るからね、と言ってドアを閉めました。
翌日の朝、フードを指でつまんであげると少しずつ食べてくれます。
夕方は、朝よりも食欲がありました。右目の瞳孔が開いたままでした。
私たちが部屋から出てドアを閉めるとキャ~ンと悲しい声を出します。
抱いてもらおうと擦り寄ってくるので、ゲージから落ちないように、点滴がはずれないように、と首を一生懸命押し返していました。
次の日の朝は元気いっぱい、今日午後退院していいですよ、と言われ、一安心。
この写真は退院の日、食欲旺盛です。
お腹の写真です。
テグスのような糸で縫ってあります。
ベスはエリザベスの愛称。
うちのベスがエリザベスカラーを付けています。
あちこちにぶつかり、引っかかり大変でしたね。
これから糸ぬきをしてもらいに病院に行きます。
2週間後の糸ぬきでした。
手術跡はとってもきれいになっています。
上手に縫ってあるのですね。
瘡蓋がくっついているだけです。
病名は子宮蓄膿症、中に膿が増殖して子宮が肥大します。
気づくのが遅れ、破裂すると命にかかわります。
先生方のいろいろなご配慮、励まし、治療など感謝でいっぱいです。